☆「労働者の味方」社労士宣言☆

「労働者の味方」との宣伝文句は不適切な情報発信にあたると社労士会は全国の社労士に対し指導している。

ブログ上で「社員をうつ病に罹患させる方法」という刺激的なタイトルで自己アピールした「会社の味方」の社労士が社会問題化したことに対する対応である。

 

社労士会は、指針において不適切な情報発信の事例(公正さを疑わしめる事例)として「100%会社側」とともに「労働者の味方」をあげている。

中立的な立場から労使公平に取り扱うということなのだろう。

でも何だか変だと感じるのは私だけではないだろう。

現代社会において会社と労働者の力関係には明らかな差がある。

厳として存在する格差を無視して形式的に平等を取り繕う安易な姿勢に嗤ってしまう。

 

私は労働組合ほっとユニオンの代表をしているが、社労士としても開業登録している。

社労士として実際に行っている業務はあっせん代理など紛争解決手続代理業務と相談業務だけであるが、いずれも労働者側支援の立場から行っている。

これからも胸を張って「労働者の味方」の社労士として情報発信をしていく所存である。(直井)