☆コロナが怖い!☆

大都市圏を中心としたコロナの感染拡大が止まらない。

首都圏の幼稚園に勤務する女性から夏の恒例の行事である2泊3日の研修を兼ねた高原キャンプに参加したくないとの相談を受けた。

 

相談者は、もともとはその時期に帰省して郷里の法事に参加する予定で有給休暇を申請していたが、コロナ感染を心配して帰省を辞めたら、園長から、帰省しないならば県外で実施される高原キャンプに参加するうように指示されたという。

 

高原キャンプには幼稚園の経営主体である教会関係者も多数参加する。

教会関係者でもある園長にとっては重要な行事であり、かつ、楽しみにしている夏の行事だ。

 

相談者は集団生活でコロナをうつすのも、うつされるもの怖い、帰った後に園児にうつすのも怖い、と感じている。

園長にコロナ感染が怖いので、高原キャンプ研修には参加したくないと申し出たら、心配しすぎだといわれたとのことである。

 

使用者には従業員が自らの生命、身体等の安全を確保しつつ労働できるよう、必要な配慮をする義務がある(労働契約法5条)。

配慮すべき「身体等の安全」には当然「心の安全」も含まれる。

コロナ感染が怖いと感じる程度には個人差がある。

当該従業員が本当に怖いと感じている以上、使用は一定の配慮をすべきだ。

 

そもそもこのような時期に業務命令として県外へのキャンプ研修への参加を従業員に強制できるかは疑問である。

さらにいえば、幼児を預かる幼稚園の責任者として園長の対応には問題があるといわざるを得ない。(直井)

 

 

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